Webパネルリダイレクト設定ガイド
Webパネル(BT Panel / aaPanelなど)を使えば、NginxやApacheの設定ファイルを手書きすることなく、GUIでリダイレクトを設定できます。とはいえ、リダイレクト設定の場所を把握し、問題が発生した際のトラブルシューティング方法を知っておくことは重要です。
方法1: GUIリダイレクトツール(推奨)
Webパネルにはサイト設定内にリダイレクト機能が組み込まれています。
手順
1. サイト設定を開く — パネルにログインし、「ウェブサイト」に移動して、対象サイトの「設定」をクリックします。
2. リダイレクトタブを見つける — 設定ダイアログで「リダイレクト」タブをクリックします。
3. リダイレクトルールを追加 — 「リダイレクトを追加」をクリックし、以下を入力します:
- タイプ — 301(恒久的)または302(一時的)
- ドメイン — リダイレクト元のドメイン
- リダイレクトモード — サイト全体またはパスベース
- リダイレクト先URL — リダイレクト先のURL
よくあるシナリオ
HTTP → HTTPS
最も簡単な方法:「SSL」タブに移動し、「HTTPS強制」をオンにします。パネルが自動的にリダイレクトを設定します。
non-www → www
- タイプ: 301
- ドメイン: example.com
- モード: サイト全体リダイレクト
- リダイレクト先:
https://www.example.com
旧ドメイン → 新ドメイン
- タイプ: 301
- ドメイン: old-domain.com
- モード: サイト全体リダイレクト
- リダイレクト先:
https://new-domain.com
💡 内部の仕組み
パネルのGUIリダイレクトツールは、裏側でNginxまたはApacheの設定ルールを書き込みます。設定構文に慣れている場合は、ファイルを直接編集することでより柔軟な設定が可能です。
方法2: 設定ファイルを直接編集
サイト設定の「設定ファイル」タブをクリックして、Nginx設定を直接編集できます。
Nginxの例
# HTTPS強制
server {
listen 80;
server_name example.com www.example.com;
return 301 https://$host$request_uri;
}
# 特定パスのリダイレクト
server {
listen 443 ssl http2;
server_name example.com;
location = /old-page {
return 301 /new-page;
}
}
Apache(.htaccess)
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}/$1 [R=301,L]
⚠️ 方法を混在させない
同じサイトでGUIリダイレクトツールと手動設定編集の両方を使用しないでください — 競合する可能性があります。どちらか一方の方法を選んで統一してください。
トラブルシューティング
リダイレクトが反映されない
- ブラウザのキャッシュをクリアするか、プライベートウィンドウでテスト
- CDNを使用している場合はCDNキャッシュもクリア
- 設定の構文エラーを確認
- 競合するルールがないか確認
リダイレクトループ
通常、ルールの重複が原因です — 例えば、GUIツールと手動設定の両方で同じリダイレクトを設定している場合。一方を削除してください。
ログの確認
# Nginxアクセスログ
tail -f /www/wwwlogs/your-domain.log
# Nginxエラーログ
tail -f /www/wwwlogs/your-domain.error.log
curlでテスト
curl -I http://example.com
curl -IL http://example.com
または301check.comで完全なリダイレクトチェーンを詳細に確認できます。
ベストプラクティス
- シンプルなリダイレクトにはGUIツールを使用 — ミスが少ない
- UIでは対応できない設定が必要な場合のみ設定ファイルを直接編集
- 変更前に設定をバックアップ(エディタにバックアップボタンがあります)
- 変更のたびにテスト
- リダイレクトチェーンを定期的に監査 — 移行を重ねるとチェーンが蓄積します